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万願寺ライフ、いつの間にか

10月の社会人講座のテーマとは異なる
【特別編】「田んぼの真ん中万願寺ミラクルライフ」と勝手に
題を付して今回の講師。所属が長い。通称は「はぐれ」
特定非営利活動法人北陸青少年自立援助センター
Peaceflu House はぐれ雲 でスタッフをされているD氏に
お話をしていただきました
HPはこちら
http://www.haguregumo.com

参加者に質問です。Q:共同生活寮とはどんなことろか知っていますか?
全参加者「知りません」。
Q:行ってみたいですか?
A:「いいえ」

嫌みたいです。

本題に入り、まずは、D氏が「はぐれ」に入社するまで
氏は富山県のご出身で、高校時代は花園を目指していたかもしれない球児だったそうです。
福祉系の大学に進学され、社会福祉・介護等を学ばれましたが、
実習の後で「本当に福祉や介護をやりたいのか?」と疑問をもたれ、「子どもに関わる」分野にも興味を向くようになったとのことです。

ご本人は当時
「いやぁ本当にちゃらちゃらした学生でした」を振り返られていました。

しかし、D氏が就職する時期は、おりしも就職難。なかなか希望の分野の求人もすくなく、
県内の消費生活全般に関わる企業へ入社。その後、営業職の方向へ

営業は成果主義、結果によって収入が増えることから、どんどんモチベーションが上がっていたのですが、必然として「ノルマ」や「プライベートがなくなる」といったことにシンドイと感じるようになったようです。
離職
約1年間日本中をバックパッカーのように過ごし、富山に戻ってきたそうです。

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ハロワークで仕事内容に「運動・農業」と不思議な仕事があるものだ
ということで、求人に応募。
代表との面接で「世の中にはおもしろい人がいるんだなぁ」
との理由で現職に

まさに非プランドハプンスタンス理論通り

続いて、「はぐれ雲」に関して
特徴としては[農村・家族型共同生活]スタイル
【生活リズムをつくること】が第一

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農業はもちろん重視しつつ、楽しみながら経験を共有していくこと。

ここで参加者から質問がありました

生活リズムが逆転していたり・他人と交流を避けたりしてきた寮生がすんなり「はぐれ」の中に入っていけるものですか?

ここで゚+。゚(。´・o・`。)゚+。゚ほぇ??と思うレスが

D氏によりますと、

【大前提】
基本的に、みんな来たがってくるものではないので
最初はすべてに拒否を示すこと。

【STEP 1】
しかし、スタッフも他の寮生もきっかけは用意するけれど
特に強制することはない。

【STEP 2】
「帰りたい」「やりたくない」からスタート
そのうちに、おなかは減るし、周囲から取り残される感もあるし、徐々にその個人の性格が出る形で関わりを持ち出す

【STEP 3】
生活リズムをみんなに合わせる形になるので
結果として、みんなと笑ったり・対立したり、
折り合いをつけたりしつつ、改善していく

ということでした。

あと、「はぐれ」のスタッフ
ですが、特に農業に興味があったわけではなく
やっていくうちに農業や田んぼを知るようになり、自分で調べて、実験して
失敗して、みんなでワイワイしてを繰りかえすうちに「やっていた」というのも
みんなの興味を引いたようです。

スタッフだからといって毎日仕事をしたいわけではなく
当然今日はやりたくないなぁ。。。という日も

だけど、そんな時も他のスタッフや寮生がいるので
乗り切れる(乗り切った)ということでした。

「おもしろい話を聞けて良かったです」
社会人講座に参加したみんなの反応でした

すこし、一歩を踏み出すきっかけになるお話を聞く
機会になったのではないかと思います。

はぐれのD氏、終始やわらかい物腰でお話していただき
ありがとうございました。

高岡地域若者サポートステーション
http://www.takasapo.com

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今日から始める5S活動~全ての悩みを解決!~

9月20日(水)の社会人講座は、株式会社山本事務所のY氏にお越しいただき「5S活動」について伺いました。
山本事務所は、様々な企業のマネジメントサポート、経理・総務サポートを行っている会社です。

悩みの無い職場はなく、悩みを減らすことがY氏のテーマとのこと。悩みを減らす知識・道具として5S活動が有効であるということで、5S活動の具体的な内容について教えていただきました。

5S活動は魔法の道具であり、5S活動を理解し、実践できたら、悩みが減り仕事が楽しくなるそうです。
具体的には次の5つのSです。

整理(SEIRI):必要なものと不要なものを区別し、不要なものを処分すること。職場には必要なもの以外は一切置かない。
整頓(SEITON):必要なものが誰にでも、すぐに取り出せる状態にしておくこと。探す無駄をなくす。
清掃(SEISO):ゴミなし、ヨゴレなしの状態にすること。職場も設備もピカピカに磨き上げる。
清潔(SEIKETSU):整理・整頓・清掃を徹底すること。この3つを実行することにより、清潔な職場環境を保つことができる。
しつけ(SHITSUKE):決められたことを、決められたとおり正しく実行できるように習慣づけること。作業は決めた基準どおりに実行する。

当初は製造業の現場で行われた5S活動でしたが、今はどのような業種の職場であっても有効性が認識されつつあるとのことでした。5Sを徹底することで次のような効果があるとおっしゃっていました。

① 仕事の効率UP
② 在庫回転率のUP
③ サービスの質のUP
④ 宣伝効果のUP
⑤ 社員のモチベーションのUP

特に⑤の社員のモチベーションのUPの波及効果は大きく、企業経営、職場環境が改善され、企業の業績UPにつながるとのことでした。

この5項目は知っていて損することはなく、知っているれば絶対得をするそうです。大切なことは、5S活動を習慣化すること。習慣化によって、職場環境が常に良い状態に保たれ、口コミでその企業風土の良さが広まるとおっしゃっていました。口コミは目に見えないが。大きな効果を生むそうです。

参加者の実体験から悪い例を示してくださいました。

上司に「ハサミとってきて。」と言われた部下が別室にハサミを取りに行ったのですが、どこにあるのかが中々分からず時間がかかってしまった。何とか見つけて上司に届けたが「遅い」と怒られた。部下は、自分のせいではないと思いながらも言えず、理不尽な怒られ方に不満を募らせた。その後の業務に影響が出たとのこと。

ハッピーな人は誰もいません。ところが、整理整頓が行き届いている職場では、すぐにハサミを見つけて上司に届けることができて、上司も部下もハッピー!その後の業務への支障はないばかりか、気持ちよく仕事ができて業績UPにもつながります。

Y氏が5S活動を知ったきっかけは、転職活動中の無業期間にお読みななった本だったそうです。その時は、何気なく読んでいらっしゃったそうですが、仕事をされる中でその有効性にお気づきになり、今はコンサルタント業務にも取り入れられているそうです。

この考え方は、PCのデータ管理にも応用されていました。早速、私も共有データのフォルダー管理に取り入れてその効果を実感しています。

また、講座の最後にたかサポのセミナールームの環境についてご指摘を受け、小さなことですが改善に取り組みました。単純なルールですがその効果の大きさは絶大です。

この場を借りて、Y氏に改めて感謝いたします。

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「働く者のルール」~労働者の権利と社会保障制度~

9月13日の社会人講座に社会保険労務士の針木先生を講師にお迎えしました。

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まず、プロフィールの紹介から始まりました。
針木先生は、大学で生物学を学ばれ、微生物の研究をされていたそうです。卒業時は就職氷河期で大学院に進学。大学院卒業時には就職超氷河期だったそうです。

微生物学を活かすべく「造り酒屋」に就職されて3年。酒税の計算が面白く税理士事務所に転職されたそうです。その事務所で社会保険労務士という仕事を知り、資格を取得され、9年前に社会保険労務士として独立されたそうです。

その後、高等学校等で講演の機会が度々あったそうです。この日も資料を準備していただき、分かりやすく社会保険について説明をしてくださいました。

以下、概要です。

まず、労働者の権利を説明してくださいました。

○労働法は労働者を守る法律
労働法は、働く者にとってもっとも身近なルールで、労働者を守る法律です。とりわけ「労働基準法」は使用者(会社)が守るべき「最低の基準」を定めています。基準がないと、長時間労働や賃金の未払いなどが起こる可能性があります。

○働くときは、労働契約を結ぶ
口約束でも労働契約になりますが、後々トラブルになりやすいので、書面にしてもらうことが大切です。雇用条件通知書、あるいは雇用契約書を交付する会社ですと、ブラックな働き方を要求される心配は減ります。

○労働条件は明示されなければならい
その内容は…
・労働契約の期間
・就業場所
・始業・就業の時刻、残業の有無、休憩時間、休日、休暇
・賃金
・退職

そして、正社員で働くことのメリットと、正社員で働くことの責務についてお話しくださいました。


続いて、社会保障制度についての説明がありました。5つの社会保障制度について、適用の要件、保険の内容について、「これだけは!」という内容に絞っての説明でした。要点をかいつまむと…

○社会保険
健康保険、介護保険、厚生年金保険は半分を会社が負担してくれ、週に約30時間以上働くことが適用条件になります。
健康保険の中の「傷病手当金」は、療養のために仕事を4日以上休み給料を受けられないときに支給されますが、自営業を営む者にはない保障です。

○年金制度
国民年金は、現在年額70万円程度支給されます。厚生年金保険への加入期間が長いほど、納入額が多いほど、支給される年金額が多くなります。

他、雇用保険、労災保険についてもご説明いただきました。

最後には参加者からの質問にもお答えいただき、あっという間の1時間でした。年金の支給額は将来減額される可能性が高いですが「払っていないともらえませんよ」という針木先生の言葉が印象的でした。

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「働くとは!」(その6)これもあれも警備の仕事

7月の社会人講座の最終回は、富山県綜合警備保障株式会社のS氏にお越しいただきました。S氏自身しばらく無業期間がおありになったとのこと。警備業の詳細はよくご存じなかったそうですが、ご近所の方からの紹介で入社されたそうです。求人票を見ただけでは何をする会社なのかが分からなかったそうです。そこで、たかサポで警備業の詳細を伝えたいというご希望があり、社会人講座の講師を受けてくだいました。

まず、警備業の業務内容についてお話しくださいました。大きく分類して4種類あるそうです。

1 機械警備
機械による監視システムが異常を検知した場合に現場に駆け付ける警備員で、警報を受信したら現場に行き、異常の確認・点検を行う業務だそうです。

2 常駐警備
公共施設や企業、工場等に常駐して勤務する警備員で、防犯、防災、出入管理の他、商業施設での迷子やトイレ内での以上対応も仕事になるそうです。また、オープニング時に警備計画を作成したり、避難訓練の企画をしたりすることもあるそうです。

3 警備輸送業務
現金を専用輸送車で銀行やATM、高速道路の料金所などへ届ける業務です。犯罪に巻きこまれるようなことは滅多になく、安全に安心して働けるとおっしゃっていました。

4 交通誘導
大規模商業施設やイベント会場などで駐車誘導などに従事する警備員です。7月末に射水市で開催された花火大会の交通誘導も行われたようです。花火が始まるまでが仕事で、始まってからは特等席で花火を見られるのもこの業務の美味しいところとのことでした。

どの業務にしても、物事の裏側を見ることができる面白さがあるとおっしゃっていました。また、常駐警備の中には空港のセキュリティチェック業務もあり、女性が活躍できる場だとのことでした。

S氏がこの会社に入ってよかったことは、一つの業務をずっと続けるのではなく、いろいろな業務をさせてもらえるところだとおっしゃっていました。また、業務を続けるうちに希望は変わります。ご自身のその時点での希望や目標に応じて仕事を割り振ってもらえることも魅力とのことでした。

例えば、30代の男性スタッフは、嫌なことは嫌とおっしゃる方だそうです。仕事に関しては、責任を持ってしっかりとされるため、依頼先からの信望も厚いとのこと。昇進を打診されたそうですが、責任の重くない立場での仕事を希望されたとのことです。それも会社としては受け入れていらっしゃるそうです。

たかサポ利用者のように若い人は社会保障の会社負担を受けられる程度働くと良いのではないかとおっしゃっていました。具体的には130時間以上、目安として1日8時間で週4日となります。すると、年金、医療保険、介護保険の半分は会社が支払うので個人負担額が減るばかりでなく、将来もらえる年金額が増えるというメリットもあるとおっしゃっていました。

女性が活躍できる部署も多いとのことでした。特にアウトレットでの迷子対応は非常に気を遣う業務だそうです。男性スタッフでは子どもが泣き止まないのに、女性スタッフが対応すると泣き止むことが多いそうです。また、女性トイレでの緊急時は男性スタッフでの対応は難しく、女性スタッフは必須とおっしゃっていました。さらに、空港でのセキュリティチェックにも女性が必須とのことでした。

警備業というと24時間体制というイメージがありますが、シフト外の時間は完全にオフとなるので、プライベートと仕事との切り替えはしっかりとできるそうです。また、変形労働制をとっているため残業はほとんどないともおっしゃっていました。

最後に質疑応答の時間がありました。

Q.業界に将来性はありますか?
A.あるそうです。情報漏えい防止のために警備を導入したり、東京オリンピックでの宿舎の警備をしたり、今後需要はさらに増えると思われるそうです。実際、一昨年前に日本で開催されたG7サミットで警備をされたそうです。

Q.イベントでの警備の仕事はありますか?
A.あるそうです。花火大会、ライブ会場や選挙演説、映画撮影の現場の警備を行うこともあるそうです。大きなイベントとしては、5月に開催された全国植樹祭の警備も行われたそうです。

Q.会社の規模を教えてください。
A.従業員数は730名とのこと。8割が中途入社、経験や学歴を問わない社風だそうです。

Q.どのような人材を求めていらっしゃいますか?
A.真面目な方を求めているとのこと。働くうちに欲が出てきて資格に挑戦される方もいらっしゃるそうです。資格取得に必要な経費は会社が負担して下さるそうです。
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「働くとは!」(その5)万願寺百姓ライフ、農業は楽しい!

7月の社会人講座の5回目は「万願寺百姓ライフ」と題して、有限会社ファームファームで農業に従事していらっしゃるK氏がお話しくださいました。

まず、参加者に質問です。「農業のイメージは?」
参加者の答えは「暑い」、「大変」などマイナスのイメージばかりでした。

本題に入り、ファームファームの概要を説明くださいました。農地の総面積は16ha、東京ドーム3.5個分あるそうです。お米の他、牛のエサとなる飼料用の稲とそばも作っていらっしゃるそうです。

K氏は福島県のご出身で、高校時代は甲子園を目指す高校球児だったそうです。大学に進学され卒業後、社団法人日本青年奉仕協会が行う1年間のボランティアプログラム「ボランティア365」に参加し、はぐれ雲で農業に従事されたのが、農業との出会いだったそうです。そして、2009年からはスタッフとして本格的に農業に従事されることとなりました。

続いて、農業の多面的な機能についてお話しくださいました。

1 食糧生産:これは言わずもながですね。

2 国土を守る:山・川・農地・農村の保全機能もあります。ファームファームの所在地である富山市万願寺は1000年の歴史を有す由緒ある地域とのこと。その地域を守る役割も果たしていらっしゃるのですね。

3 環境保全:万願寺ではカモシカの親子を見ることができるそうです。

4 景観形成:美しい田園風景は心と体をリフレッシュさせてくれるそうです。

5 生物多様性の保全:食物連鎖を断ち切ることなく、野生動物の保護にも一役買っているのが農業とのことでした。

6 地域文化の継承と食農教育:万願寺は歴史が古いだけあり、祭りが非常に多いそうです。その中で高齢の方と交流できることも農業の機能だとおっしゃっていました。住民107名のうち、9割が祭りに参加し、地域文化の継承に努めていらっしゃるとのことです。


最後に、課題とこれからのことをお話しくださいました。
百の苗字が集まって「百姓」となります。つまり、助け合い、「結(ゆい)」の心が必要ということで、子育ての場面でも「結」を強く感じるそうです。住民の半分以上が65歳を超え、子育て世代は9世帯のみ。その中で、「ファームファーム」のファン、万願寺のファンを増やすことが今の課題だと考えていらっしゃいました。農作業のこと、お祭りのこと、いろいろなイベントのことなどをブログで発信して、楽しい雰囲気を多くの人に知ってもらいたいとおっしゃっていました。

ファームファームでは、14歳の挑戦で中学生の就労体験を受け入れているそうです。その際も農業のイメージを変化させたいという思いで、中学生と関わっているとおっしゃっていました。

美しい田園風景のスライドを見せていただきながらのお話は、農業のマイナスイメージをプラスに変えてくださったようです。

ファームファームのブログでも講座のことが記事になっています。よろしければこちらもご覧ください。

プロフィール

たかサポSTAFF

Author:たかサポSTAFF

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